こんにちは、NOZOKIMI編集長のりゅうです。
ぼくの実績

- フリーランスブロガー(3年目)として年収1,000万円
- ブログの立ち上げ講座にて、1000人以上にブログを教える
- manablogの運営、管理を2年以上担当中
WordPressブログを立ち上げたら、なによりも先にまず初期設定をする必要があります。
初期設定が正しくできていないと、、、
- 思うようにブログが伸びない…
- 表示速度がどんどん重くなっていく…
- やり直したいけど記事数が多くて、ムリ…
上記のように、半年後、1年後に大きな後悔をすることになります。
そうならないためにも、今ここでしっかり初期設定を完了させましょう!
ワードプレスの初期設定でやるべきこと一覧
下記がすべてです。
- パーマリンクの設定
- テーマのインストール
- アナリティクスの設定
- サーチコンソールの設定
- XMLサイトマップの設定
おそらく最初はなんのこっちゃ分からないと思います。
しかし、まずは記事どおりに設定しておけばOKです。

ブログを書いていく過程で、少しずつ覚えていくので大丈夫です!
なお、どうしても一人では不安という場合は、オンライン通話をつないでぼくが1対1で画面を見ながらサポートすることも可能です。
ご希望の場合は、こちらを購入後にぼくに直接ご連絡をください。
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WordPress初期設定1. 【パーマリンクの設定】
まずはじめに、パーマリンクを「どのような表示形式にするか」を設定していきます。
パーマリンクとは?
記事URLの末尾のことを、パーマリンクといいます。
たとえば、この記事のURLは「https://nozokimi.org/blog-setting」 なので、パーマリンクは”blog-setting”になります。
パーマリンクにはいろいろな表示形式がある
WordPressでは、このパーマリンク(つまり記事URL)の表示形式を好きなように設定できます。
デフォルトでは
https://nozokimi.org/?p=123 (←太字部がパーマリンク)
上記のように、末尾がランダムで勝手に設定されるようになっており、これだとSEO面で好ましくありません。

つまり、パーマリンクがデフォルト設定のままだと、記事が評価されにくくなってしまう、ということです!
なぜデフォルトが好ましくないのか
Googleがパーマリンクについて、下記のように定めているからです。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
シンプルなURL構造を維持する
先ほど例にあげたデフォルトの形式は、どう見ても論理的じゃないし、人間が見てなんの記事だか理解できないですよね。つまり、Googleが定めたルールに反した形なのです。
いっぽうでこの記事のパーマリンクは「https://nozokimi.org/blog-setting」でした。これだとパッと見て”ブログのセッティングに関する記事なんだ”と理解できますよね。つまりGoogleに好まれる形です。

あなたも今から、このGoogleに好まれる設定にしていきましょう!
パーマリンクの設定方法
WordPressの管理画面をひらき、左下から「設定」>「パーマリンク設定」をクリックをします。
すると下記のような画面になりますので、「投稿名」にチェックを入れ、ページ下部の「変更を保存」をクリックで完了です。

これで読者にとっても、Googleの検索エンジンにとってもやさしい形式で記事を書いていけます!
WordPress初期設定2. 【テーマのインストール】
つづいては、テーマの導入です。
テーマとは?
着せ替えテンプレートのようなものです。
好きなテーマをインストールするだけで、あっという間にプロのようなサイトデザインを実現できます。

LINEとかも着せ替えで見た目がガラッと変わりますよね。それと同じようなイメージです。
このテーマですが、デフォルトでは海外のものが導入されており、使い方がむずかしく微妙です。
なのでここでは、日本人が開発した無料のテーマを練習がてらインストールしていきます!
テーマの導入方法
今回は「Cocoon」というテーマをサイトに導入していきます。初心者ならまずはこのテーマをインストールしておけばOK!というくらい有名なテーマですので、安心してくださいませ!
まずは「Cocoonダウンロードページ」から、
- 親テーマ(上記ページから「”Cocoonテーマ”をダウンロード」をクリック)
- 子テーマ(上記ページから「”Cocoon子テーマ”をダウンロード」をクリック)
をそれぞれダウンロードします。
ダウンロードすると、下記のような2つのファイルが追加されるはずです。

WordPrss管理画面から「外観」>「テーマ」とクリックし、「新規追加」をクリックします。

「テーマのアップロード」をクリックします。

「ファイルを選択」をクリックします。

先ほどダウンロードした二つのファイルを、一つずつ選択していきます。

「今すぐインストール」をクリックします。

これでテーマのインストールが完了しました。「テーマページへ移動」をクリックし、同じ要領でもう一つのファイルもインストールしましょう。

下記のとおり、二つのテーマが反映されています。Cocoon Child(青いほう)にカーソルをあてて「有効化」をクリックしてみましょう。

この「有効化」までをクリックすることで、サイトのデザインがガラッと変わります。
デフォルトのテーマと比較してみましょう。


現在のあなたのサイトは、右側とまったく同じような見た目になっているはずです。

まだコンテンツがないので殺風景に感じますが、これから少しずつ記事を書いたり、配置や色をカスタマイズして、世界に一つだけのオリジナルサイトを作っていきましょう!
(Cocoonのカスタマイズ方法は「公式サイト」に色々載っています)
【ちなみに】ブログで稼ぐ人のほとんどは、有料テーマを使っています
テーマには無料で使えるものと、有料のものがあります。
今インストールしたCocoonは、無料で使える中で一番有名なテーマです。
しかし、これから本気でブログを頑張っていくのであれば、やはり有料テーマの購入を検討すべきです。
無料テーマと有料テーマの違い
やはり無料テーマの見た目、使い心地はそれなりです。
無料テーマの特徴
- コストがかからない
- 機能が少ない
- デザイン面で差別化しにくい
- カスタマイズに専門的な知識が必要
プログラミング知識のある人であれば、無料テーマでもかっこよくカスタマイズして使うこともできます。しかし、そういった知識のない人には難しいでしょう。
一方で有料テーマは、デザイン性がとても高く、知識がなくてもハイクオリティなサイトをカスタマイズなしで実現できます。
有料テーマの特徴
- コストがかかる
- 機能が多い
- デザイン性が高い
- 装飾機能が豊富
- 知識がなくてもハイクオリティなサイトが作れる
- 良いものを使うことで、モチベアップにつながる
上記のとおりで、最初からワンランク上の状態でスタートできるため、コンテンツ制作に集中できます。

ブログで早く結果を出すために、有料テーマの購入は必要な投資ですね!
テーマをあとから乗り換えるのはかなり大変
無料テーマを使いつづける大きなリスクがもう一つあります。それは「コンテンツが増えれば増えるほど、テーマ乗り換えが大変」ということです。
この記事を読んで「有料テーマの購入は、もう少し経ってから検討しよう」と考えている方も多いはず。
しかし、コンテンツ(記事)が増えれば増えるほど、有料テーマへの乗り換えは大変になります。
テーマの乗り換えの際に
ひとつひとつ書き換えが必要になります。

ちなみに、ぼくもはじめは無料テーマを利用していましたが、10記事ほど書いたあたりで有料テーマへ乗り換えました。(その時ですらなかなか大変でした)
というわけで、少しでも有料テーマに興味のある人は、はやめの検討をオススメします!
当ブログで使用しているテーマのご紹介
ちなみにこのブログでは「SWELL」という有料テーマを利用しています。


今まで5つ以上の有料テーマを購入してきたぼくですが、このSWELLでようやくしっくりきました…。
有料テーマはたくさんありますが、SWELLはデザイン性、扱いやすさ、カスタマイズのしやすさ、オリジナリティの出しやすさ、どれをとっても群を抜いており、今後もこのテーマで落ち着きそうです。
ぜひチェックしてみてください!
WordPress初期設定3. 【Googleアナリティクスの導入】
次に「Googleアナリティクス」を入れていきます。
Googleアナリティクスとは
Googleがブログ運営者向けに提供している「アクセス計測」ツールです。
アナリティクスを導入すると…
- サイトの閲覧数
- ユーザーの行動分析
- 記事ごとのページビュー
上記のような計測ができるようになります。
アナリティクスはどんなふうに使うの?
アナリティクスは「ざっくりとした分析」に向いています。
たとえば下記のような分析ができるようになります。




上記のように、アクセスの増減をすばやくキャッチできるので、
- アクセスが増えている場合
-
なぜ増えているのかを分析し次から活かしていくことで、効率よくブログを伸ばしていける!
- アクセスが減っている場合
-
減っている原因を突き止めすばやく対処することで、ブログへのダメージを最小限にできる!
こういった感じで立ち回れるようになります。
それでは早速アナリティクスを、あなたのサイトで使えるようにしていきましょう!
アナリティクスの登録&サイト連携する手順
アナリティクスの登録
アカウント名を入力し(半角英数の組み合わせで、何でもOKです)、下へスクロールして「次へ」をクリックします。

下記のとおり設定し、「次へ」をクリックします。
- プロパティ名 :あなたの「サイト名」を入力
- レポートのタイムゾーン :「日本」を選択
- 通貨 :「日本円」を選択

下記のとおり設定し、「作成」をクリックします。
- 業種 :あなたのサイトに一番当てはまるもの
- ビジネスの規模 :当てはまるものを選択
- 利用目的 :画像のとおりにチェックしておけばOK

さいごに利用規約にチェックを入れ、「同意する」をクリックしましょう。

これでアナリティクスの登録が完了しました!
つづいて、自分のサイトをアナリティクスと連携していきます。
サイトとアナリティクスを連携する
利用規約に同意後、下記のような画面になりますので「ウェブ」をクリックします。

下記のように設定し、「ストリームを作成」をクリックします。
- ウェブサイトのURL :ブログのURLを入力 ※「https://」の記入は不要
- ストリーム名 :サイトタイトルを入力

画面が切り替わりますので、「グローバルサイトタグ(gtag.js)」というタブをクリックします。
そして、下記の赤枠部をすべてコピーしましょう。

WordPressの管理画面に戻り、「外観」>「テーマエディター」をクリックします。

右側から(header.php)という項目をクリックします。

訳のわからないコードが出てきますが、この中から頑張って「</head>」というタグを探してください。
ちなみに、各環境によってコードの内容は変わるため、必ず13行目にあるわけではありません。ちょっと大変かもしれませんが、ここを乗り越えれば楽勝です。頑張って探し出しましょう!

</head>タグの一行上にスペースを空けましょう。

先ほどコピーしたコードを、空けたスペースにそのまま貼り付け、さいごに「ファイルを更新」をクリックしましょう。

これでアナリティクスとブログの連携が完了しました!
ちょっと訳のわからないコードが出てきて大変だったかと思います。

しかしちゃんとできました!つまりそれだけレベルアップしたということですね!
WordPress初期設定4. 【サーチコンソールの導入】
つぎにGoogleサーチコンソールの設定をしていきます。
サーチコンソールとは?
サーチコンソールは「アクセス分析の代表ツール」で、ブログを伸ばすために絶対欠かせません。

先ほどのアナリティクスは簡単な計測が主でしたが、サーチコンソールでは、もっと詳細な分析ができるようになります。
たとえば、
- 記事の掲載順位
- 記事のクリック率
- 記事のクリック数
- どういったキーワードで検索されているか
上記のような、より細かな分析に向いています。
さらにサーチコンソールを登録しておくと、サイトになにかしらの問題が発生したときそれを検知し、すぐにメールで知らせてくれるので問題の早期解決に役立ちます。
サーチコンソールはどんなふうに使うの?
例えばこんなことができるようになります。




上記のように、ブログが伸びない原因、ブログを伸ばすためのヒント(データ)がサーチコンソール上にどんどん蓄積されていきます。
そのデータを正しく読み取り分析することで、少しずつブログが成長していくわけです。

ブログは、こういった小さな改善の繰り返しです!
サーチコンソールの設定方法
サーチコンソールを設定するには、アナリティクスの登録が完了している必要があります。まだの方は、先にアナリティクスを設定しておいてください。
URLプレフィックス(右側)に、サイトURLを入力し「続行」をクリックします。

これだけで登録完了です(アナリティクスとサイトが連携しているため、自動で所有権を確認してくれます)。「プロパティに移動」をクリックしてみましょう。

こちらがサーチコンソールのメイン画面となります。
※次の設定でこの画面をつかいますので、開いたままにしておいてください

今はサイトと連携したばかりなのでデータがありませんが、1ヶ月もすればデータが蓄積されてくるはずです。

これから少しずつ使い方を覚えていきましょう!
WordPress初期設定5. 【サイトマップの作成と送信】
いよいよ最後の設定です。

ここまでよく頑張ってきましたね!あとちょっとだけ踏ん張りましょう!
さいごは「サイトマップ」の作成&送信していきます。
サイトマップとは
その名のとおり、サイトの「地図」のことです。
下図のように、サイトマップを作ることによって、Googleの検索エンジンに「サイトにどういったコンテンツがあるのか」をスムーズに伝えることができ、SEO面でプラスの評価を受けることができるのです。


実はこのサイトマップ、正しく理解していなかったり、そもそも設定していない人がとても多いので、しっかりと設定を終わらせて差をつけちゃいましょう!
サイトマップの作成&送信方法
サイトマップの作成
管理画面から「プラグイン」>「新規追加」をクリックし、検索ボックスに「Google XML Sitemaps」と入力します。
少し下にスクロールすると下記画像のプラグインが出てきますので、「今すぐインストール」>「有効化」までクリックしましょう。(似たようなものが多いので、ご注意を!)

そのあとに、管理画面左下から「設定」>「XML Sitemap」をクリックします。

下記のとおりに設定しましょう。
- 基本的な設定:そのまま
- Additional Pages:そのまま
- 投稿の優先順位:「 優先順位を自動的に計算しない」にチェック
- Sitemap コンテンツ:「カテゴリーページを含める」にチェック
- Excluded Items:そのまま
- Change Frequencies
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固定ページ :毎月
カテゴリー別 :毎週
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上記のとおりにできましたら、ページ下部の「設定を更新」をクリックして、XMLサイトマップの作成完了です。
あとはこれを送信していきます。
サイトマップの送信(Googleへ提出する)方法
先ほどのサーチコンソール画面を開き、左側「サイトマップ」をクリックします。
下記のように「sitemap.xml」と入力し、「送信」をクリックしましょう。

下記のような表示が出れば完了です!これでサイトマップ、つまりサイトの地図をGoogleに提出することができました。

ちなみに、ステータスが下記のような表示になっていても問題ありません。数時間後には「成功しました」という緑色の文字に変わっているはずです。

これでサーチコンソールの設定及び、必ずやるべき初期設定はすベて完了です!

たいへんお疲れ様でした!